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昨日、STVで『霧の火』というドラマがやっていました。 樺太(現:サハリン)での第二次世界大戦末期の話し。 だからと言って、ドラマの感想ではありません。 私が知っている樺太の話し。 昔、ロシアの領土になる前の樺太に欣一君とミヨちゃんという同い年の男女がいて、 二人は向い合わせの学校に通っていました。 男子校と女学院で学校は別々でしたが、今で言うサークルみたいなものがあり 二人は同じサークルに入って、その活動を通して仲良くなったのです。 そして戦争が始まり、欣一君は無線が使えたためすぐに徴兵されてしまいました。 戦争が終わり樺太がロシアの領土になってしまったため、ミヨちゃんは北海道の岩内に 引き揚げたのです。欣一君は家族が引き揚げた赤平に帰る事になりました。 お互い結婚をして、今の生活の中で樺太の友達の事は忘れていました。 ミヨちゃんの旦那様は若い頃に亡くなったため、三人の娘を一人で育ててきました。 月日が経ち、上の二人は嫁ぎ 三女の高校進学のため三女と二人で札幌へ出る事に。 欣一君も男二人・女一人の子供に恵まれ、転勤を繰り返しながら暮らしていました。 そして次男が札幌の高校へ行きたいと言うので、それに合わせて札幌へ。 欣一君の次男と、ミヨちゃんの三女は同じ年に同じ高校へ入学。 二人は恋に落ち、二十歳になったら結婚しようと約束をしました。 そして二人の結納の日、欣一君とミヨちゃんは再会したのです。 なので、お互いの古いアルバムには 学生時代の今ではボロボロになった同じ写真がとじてあります。 お察しの通り、欣一君とミヨちゃんは私の亡き祖父と祖母。 欣一君の次男とミヨちゃんの三女は私の父と母。 人の縁って、とても不思議なもの。 だから私は「恋愛」や「友情」、人の出会いの中に運命ってあるんだと思います。
by ayumi-k1211
| 2008-08-26 17:22
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