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『ノルウェイの森』 上下巻 著:村上春樹 暗く重たい雨雲をくぐり抜け、 飛行機がハンブルク空港に着陸すると、 天井のスピーカーから小さな音で ビートルズの「ノルウェイの森」が流れ出した。 僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする 秋の出来事を思い出し、激しく混乱していた。 これも祐蔵君が貸してくれました。 「この小説、面白いの?」と聞かれたら、 私は「すごく面白いよ!」と答えます。 でも、もっと突っ込んで 「じゃあ、どのあたりが面白いの?」とか 「どんな話しなの?」と聞かれたら 上手に答えれる自信がない。 無理に言葉にしようとすると、 すごくくだらないものにしてしまいそうで・・・。 なんて言うか、 ただこの小説の世界に浸ればいいし、 感じればいいと思うのです。 何とも説明しがたい。 でも、読んでる人は私の言わんとする事を 理解してくれると思います。 「1Q84」の時もこんなような事言ってたな、私。 これはただの「恋愛小説」ではなくて、 もっと奥深い、人の弱さ、孤独、 大切なものを失う絶望感や悲しみ、 人を好きになって感じる愛しさや不安、そして強さ、 そんなものが詰まっている小説だと思います。 誰かの言葉か忘れたけど、 「映像は色あせるが、文章は色あせない」 という言葉を聞いた事があります。 これはまさにそんな小説。 だから映画にしてほしくないな。 何回も何回も読み返したくなる小説です。 これ欲しい。
by ayumi-k1211
| 2010-06-24 17:40
| book
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