以前の記事
2011年 03月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 カテゴリ
お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『死神の精度』 著:伊坂幸太郎 CDショップに入りびたり、 苗字が町や市の名前であって、 受け答えが微妙にずれていて、 素手で他人に触ろうとしない。 そして、その人がいるといつも雨が降っている。 そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。 1週間の調査ののち対象者に可否の判断をくだし、 翌8日目に死は実行される。 クールな死神が出会う6つの人生。 最後の行を読み終え 本を閉じるときに、 「おもしろーーーい!」と声が出ます、これ。 6話短編で、 シンデレラストーリー、ロードノベル、密室推理など 色んな種類の物語が楽しめます。 ひとつの物語が終わっても間髪入れずに読んでしまうほど 勢いが止まりません。 著者の天才的なキャラ作りと 言葉のセンスの良さにグッときます。 死神が主人公でも妙なリアリティがあるし、 「死」がテーマなのに読み終えた後、 晴れやかな気持ちを与えてくれる作品です。 私はまだまだ彼に会いたくないけど、 自分がその時を迎えるのであれば 彼と最後に話しをしたいものです。
by ayumi-k1211
| 2010-10-07 00:48
| book
|
ファン申請 |
||