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母は、月2回 生活支援センターで茶道を教えています。 生活支援センターとは、 知的障害を持った人達が色々な事を体験し、学びながら 自立出来るようにとサポートしている団体や場所の事。 茶道の知識はあっても、障害者に対する専門知識を持っていない母が やって良いものかと、父も私も心配していたのですが 「陽ちゃん(兄)とあゆみを育てたんだもん、大丈夫」と、 止められない母の張り切りっぷりに、結局 賛成せざるを得ませんでした。 3年経った今、結構 その日の話しを聞くのを楽しみにしてる父と私がいます。 先日、勝田家を震撼させる出来事がありました。 ある雨の日。 いつものように、母がセンターに着くと先生や職員の方が とても慌ただしく走り回っていました。 「どうしたんですか?」と母。 「今までいたはずの生徒が、いないんです!」と。 1人ではなく、7名もいなくなってしまったらしいのです。 その中の2名は茶道の生徒。 母も捜しに行こうとした様なのですが、 パニックになっている職員の方に「あまり首をつっこまないで下さい。」と言われ カチンときつつ、残っていたみんなと待っていたそうです。 1時間ほど経って、近くの公園に全員いたと連絡があったのですが もちろん遊んでいたわけではなく、雨の中で身を寄せ合いながらじっとしていたとの事。 「問題なく戻ってきて良かったですよ。」と職員が笑いながら母に言い、 いつもの状態に戻ったそうです。 そして「あまり外部には言わないで下さいね。」と言ってきたそうです。 って事が、今日あったんだよ。と母。 はぁぁぁ?? 父と私は、大激怒。 父なんてテーブルをひっくり返す勢い。 問題なく戻ってきて良かった? 何言ってんの? 雨でも雨じゃなくても、出てった事が問題じゃんよ! 出てった理由も聞いてあげないで、締めくくるんじゃねーよ! しかも、出て行った茶道の2名の生徒が 何度も母に「ごめんなさい。嫌いにならないで。」と 泣きながら言ってたそうです。 「嫌いになんてならないよ。」って言うのが精一杯だったと。 この事で、月2回行っているだけの母には わからない問題がたくさんあるんでは無いかと思いました。 何故、出て行かなければならなかったのか。 どうして話しを聞いてあげようともしないのか。 自分たちから上手に説明できないなら、 きちんと話を引き出してあげる人が必要だと思うのは 素人考えなんだろうか? いちいち問題にしてはいけないって事なんだろうか? 「雨の日、身を寄せ合いながら どこに行こうとしてたんだろうな。」と父。 切ない思いしか残らない、やりきれない出来事。
by ayumi-k1211
| 2009-07-26 16:31
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